知床観光船「KAZU1」の沈没で、テレビで見ない日はない桂田精一社長。
記者会見では、土下座、棒読みなど対応が問題視されていますね。
さらに、従業員へのライン(LINE)が流出して、勝手な解釈で自分を正当化していると炎上しています。
この記事は、そんな桂田精一社長の流出したライン(LINE)の内容をお伝えしながら、桂田精一社長の人物像に迫っていきます。
桂田精一社長がライン(LINE)で自己正当化
2022年4月27日、知床観光船「KAZU1」が消息をたってから5日目、ようやく桂田精一社長本人が記者会見に臨みました。
その会見の冒頭、桂田精一社長は土下座して、
「この度はお騒がせしまして、大変申し訳ございませんでした」
と謝罪、当日の経緯を説明し始めました。
「KAZU1」の過去の故障、豊田船長の件、前日から当日の天候など、様々な説明がなされましたが、どこか他人事のような口調なんですね。
さらに、前日には友人との電話で
「とりあえず謝罪の方はもちろんするんですけども」
「社長が代わるような手はずは、これから取っていくと思います」とあり「私もやりたいことがあったので、機会としては、それはいいかなと思っていますが…」北海道ニュース2022.5.3
などと、反省の色がまったく感じられない様子。
また、桂田精一社長が経営する「しれとこ村」ホテルの従業員へは、まるで自分の判断が適切であったと、自己正当化するようなライン(LINE)メッセージを送っていたんです。

では、その内容を詳しくご紹介していきますね。
桂田精一社長のライン(LINE)流出!従業員へはテレビを見ないでと隠蔽工作

フジテレビの「めざまし8」のよると、桂田精一社長が従業員へ送ったとみられるライン(LINE)画像は3点でした。
まず始めには、なんだか桂田精一社長が自分を正当化しているようなライン(LINE)です。
- 皆様にはご迷惑をかけております。マスコミのほうは何か大きな事件があるまである程度来ると予想されます。
- 先日も気象庁がこの事件に対しての風速や高波の測定結果 情報公開いたしました(めざまし8)
前置きのこのライン(LINE)によると、
桂田精一社長自身は、「これからのマスコミの動きを予想できている」
、と言わんばかりの内容ですね。
また、続くLINEライン(LINE)は、気象庁が情報公開した内容をもとに、出航を許可した桂田精一社長の指示が正しかったと言わんばかりの内容です。
- 船が予定通り戻れれば、1メートル前後の許容範囲内だったことがわかります。マスコミは面白がり物語を作ります。なるだけテレビを見ないでください。
- 宿のほうは別会社なので、皆さんの力で 守ってください
まず、「船が予定通り帰れば1メートルの範囲内ということは、
桂田精一社長は、「予定通りに戻らなかったのは、豊田船長の勝手な判断だった」と言いたい
とも聞こえますよね。
この点については、北海道新聞でも指摘していますね。
桂田氏は27日の記者会見で、当日の運航について「今となれば、判断は間違っていた」と謝罪したが、会見2日後に送ったこのメッセージでは運航判断を正当化しているとも取れる。
北海道新聞 2022.4.30
さらに、「マスコミは面白がり物語を作ります」って
桂田精一社長が「マスコミは事実より、面白い報道をでっちあげる」
とで言いたいそうです。
さらにさらに、「なるだけテレビを見ないでください」なんて
桂田精一社長が「私を信じて、テレビを信じないでください」
と言わんばかりの内容です。
桂田精一社長のライン(LINE)流出!保険もばっちり貰えるので大丈夫

さらに、桂田精一社長はライン(LINE)の中で、船にかけていた保険についても話しています。
おそらく、沈没など事故の際の被害者への補償金のための保険や、船の損傷などの保険だと思われます。
- 私はしばらくご家族の対応に対応します。
- ご家族に対しての補償金も保険の方から(kazワン66億円、捜査費20,00万円)まで上限として出ます。弁護士さんと保険屋さんと粛々と進めていただいております
それにしても、こんなことを従業員に話す必要はないですよね。
あの手この手で従業員を安心させて、味方につけておこういう魂胆が見え見えです。
実は、この「捜索費」が今話題になっている沈没した「KAZU1」の引き揚げ費用にあたります。
「KAZU1」が沈没してしまったのは深海120mの岩礁に囲まれた場所なんです。
水中カメラの映像から、岩礁に挟まれてしまっている「KAZU1」を引き揚げのは大変難しく、莫大な費用がかかる可能性があるんです。
そのための、従業員へのライン(LINE)だったんですね。
桂田精一社長のライン(LINE)流出!SNSの声

このライン(LINE)について、SNSの声をまとめました。
SNS上でも、桂田精一社長が送ったライン(LINE)はおかしい、という意見が大半でした。
さて、いかがでしたでしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
桂田精一社長、精一杯の土下座! あとはまるで他人事の様な語り
hellio@hellio60292180·4月27日